こんにちは。福岡県北九州市小倉南区にある、ミニバン・軽自動車・働く車(商用バン)の専門店、Win cube代表の堀尾です!
「中古車を買おうと決めたけれど、どこをどう見て判断したらいいのかわからない」というお悩みをお持ちの方はいらっしゃいませんか?
車の状態の良し悪しが分からないまま、値段や走行距離・年式・デザインだけで購入を決めてしまうのはとても危険なことだと言えます。
粗悪車をつかまされてしまったり、悪徳な販売店にひっかかってしまって後悔……なんてことになりかねません。
車を買うこと自体が初めてだという方などは、特に不安をお持ちなのではないかなと思います。
そこで今回は「誰でも簡単に出来る中古車の見極め方」についてお話させていただきます。
簡単な中古車の見極め方
◆ボディ(外装)の傷や凹みを見る
中古車を選ぶ際にまず大事なのは、「ボディが綺麗であること」です。
ボディが綺麗だということは前オーナーさんが丁寧に扱ってきたという証であり、エンジンなどの機関面に対してもこまめなメンテナンスを行っている確率がとても高いと言えます。
逆に言えば、ボディが傷・凹みだらけの車は丁寧に扱われていたとは言えず、こまめなメンテナンスは期待できません。エンジンオイルなどの消耗品の交換もされることがなく、機関面がかなり悪い確率が高いと言えます。
▼チェック方法▼
ボディの傷・凹みを確認する場合には、斜めから車を見るようにしていただくと小さな傷や凹みも見落とすことなく確認できます。
また、フロントガラスの小さな飛び石傷やひび割れも確認しておきましょう。
◆タイヤの溝を見る
中古車の状態は一台一台すべて違います。それはタイヤにも言えることで、どんな道をどれだけ走ってきたかによって消耗具合は変わってきます。
新品同様に綺麗なタイヤがついている車もあれば、ツルツルで溝がないタイヤがついている車もあります。タイヤの劣化は大きな事故につながる危険もあるので、残り溝は絶対に確認しておきましょう。
買ってから「溝がない!」となってタイヤ交換……なんてことになればそれなりの出費になってしまいますのでお気を付けください。
▼チェック方法▼
前輪(フロントタイヤ)はハンドルを左右どちらかに最大に切った状態で確認しましょう。すると内側の方までよく見ることができます。
また、タイヤ自体の溝はしっかりあるものでも、↓のようにひび割れているものは避けるようにしましょう。(タイヤが古くゴムが硬化して起こるひび割れです)
タイヤの溝がなくツルツルな場合やひび割れがある場合は、お店のスタッフさんに交換してもらえるのかきちんと確認しましょう。(その場合「整備内容に含む(無料)」かどうかも確認しましょう)
◆ヘッドライトを見る
中古車はヘッドライトの状態も様々です。綺麗で新品同様なものもあれば、黄ばんでいたり中に水滴がついているもの、曇っていたり傷・割れなどがあるもの等々。
ライトは車の第一印象を決める大事なパーツといっても過言ではありません。ここが綺麗かどうかで車全体の見え方も変わってきてしまいます。
車選びをする上で、見栄えも重要なポイントと言えます。
番外編~プロはここを見る~
中古車の良し悪しを判断するために、プロが特に重要視している箇所は「エンジン」です。
エンジンのかかり具合やアイドリングの状態だけでなく、排気ガスの状態(色・臭い)のチェックも重要だと言えます。
エンジン以外にも重要な箇所はありますので、ご紹介させていただきます。
エンジンルームを見る
- エンジンオイルの蓋を開け、スラッジ(粘度の高い汚れ)の付き具合を見る →スラッジが多くついているものは✖
- ラジエーター冷却水のオーバーヒート跡がないか見る →冷却水が漏れた跡の固まった物質がある場合は✖
- 内部で異音がしていないか確認する →ガチガチ・カチカチという音が混ざっている場合は✖
下回りを見る
- 下回りをのぞき込み、錆や腐食がないか見る(サスペンションは特に) →サスペンションの腐食は重大な事故へ繋がるので、錆がひどいものは✖
- オイル漏れ・水漏れがないか見る →アンダーカバーや地面まで漏れが垂れてきているものは✖
- 損傷がないか見る →サスペンションを強く打っているようなものは✖
エンジンのかかり具合・エアコン・電気系統を見る
- エンジンのかかり具合・吹き具合・アイドリングの状態を見る →アイドリングが不安定・白煙が出る場合は故障しているので✖
- エアコンの風量や効き具合・臭いを確認する →エアコンを入れている時にエンジンの回転数が上がらない場合はガス抜けorコンプレッサーが故障しているので✖
- カーナビを確認する →自分の車の位置がずれているものやタッチパネルが効かないものは✖
車内を見る
- 車内の汚れ・臭いを確認する →ペットの毛がある・シート等に焦げ跡(タバコの灰が落ちた等)があるものは必然的に臭いもついているので✖
- ハンドルのこすれ・破れを見る →革部分が破れている・色褪せているものは✖
- シートが動くか確認する →シートレールにゴミ詰まりがあって動かないもの・電動シート作動時に異音が出るものは✖
まとめ
今回は「誰でも簡単にできる中古車の見極め方」についてお話させていただきました。
番外編としてプロが見る箇所もご紹介させていただきましたが、私たちが中古車を仕入れる際に最初にチェックする箇所も実はボディなんです。
ボディが駄目だったらその車は仕入れない、という判断をします。
「中古車を買おうと思っているけどどこで判断したらいいのかわからない」という方はぜひ、今回ご紹介した箇所をじっくり確認してみてください。
今回の記事はいかがでしたでしょうか?
この記事があなたの車選びに少しでもお役に立てばうれしいです。
最後までお読みいただき本当にありがとうございました。
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