こんにちは。福岡県北九州市小倉南区にある、ミニバン・軽自動車・働く車(商用バン)の専門店、Win cube代表の堀尾です!
セレナの中古車購入をご検討されている方の中には「どこをどう見たら良し悪しがわかるの?」と疑問や不安を持たれている方もいらっしゃるかと思います。
そこで今回は、「セレナの中古車を選ぶ際のチェック方法」についてお話させていただきます。
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プロはここを見る!
中古車を選ぶ際に、プロが特に重要視しているのは「エンジン」です。エンジンは故障してしまうと高額な修理費がかかってしまう箇所なので、特に念入りにチェックする必要があります。
始動時のかかり具合や吹け具合・アイドリング状態を見るのが非常に大事になりますが、排気ガスの色や臭いをチェックするのも忘れてはいけません。白煙や黒煙が酷く出るものは絶対に避けるべきです。
今回はエンジン以外も詳しく解説していきます。
エンジンルームのチェック
- エンジンオイルの蓋(フィラーキャップ)を開けて、スラッジの付き具合をチェック。 スラッジが多いものは避ける。
- ラジエーター冷却水のオーバーヒート痕跡がないかチェック。 冷却水漏れ跡である白い固着物が多数ある場合は避ける。
- エンジン内部から異音がしていないかチェック。 カチカチ・ガチガチといった異音が混ざっているものは避ける。
セレナのC25系はラジエーターの弱さが弱点としてありますので、ラジエーター回りはしっかりとチェックしておきましょう。
下回りのチェック
- 下回りをのぞき込み、サスペンションやマフラーなどにサビ腐食がないかをチェック。 サスペンショントラブルは事故へ直結するので、サビが酷いものは絶対に避ける。
- オイル漏れ・水漏れのチェック。 アンダーカバーや地面まで垂れてきているものは避ける。
- 突き上げ損傷をチェック。 サスペンションを強打しているものは避ける。
外装チェック
- ボディを斜めから確認してキズ凹みをチェック。 キズ凹みが多いものは、エンジンなどの機関面の状態も悪い事が多いため避ける。
- フロントガラスの飛び石キズやひび割れをチェック。 小さな亀裂でも、後々大きくなってしまうことが多いので避ける。
- ライトなどレンズ類のひび割れ・曇りをチェック。 ヘッドライト内側の水滴や曇りは修理が困難なため避ける。
エンジン・エアコン・電装系チェック
- エンジンのかかり具合・吹け具合・アイドリングの状態をチェック。 アイドリングが不安定な場合や白煙が出るものは故障しているので避ける。
- エアコンの風量や冷え具合・臭いをチェック。 スイッチがONの時にエンジンの回転数が上がらない場合は、ガス抜けかコンプレッサーの故障なので避ける。
- カーナビをチェック。 自車位置がズレていたりタッチパネルが効かないものは避ける。
セレナでは「発進時にアクセルを踏むとガクガクとして加速が鈍い」場合、プラグとイグニッションコイルの不具合が考えられます。ガクガク振動したりカクカクと引っかかるような症状があれば避けましょう。
また、走行中にカコーンと金属の当たるような音が聞こえる場合も注意が必要です。燃料タンク内の燃料揺動抑止版が外れる(溶接不良)ことで異音が起こります。※2011年に日産からリコールが出ていました。
車内の状態のチェック
- 車内の汚れ・臭いをチェック。 ペットの毛が落ちていたり、シートやカーペットに焦げ穴があるものは臭いも付いているので避ける。
- ハンドルの擦れ・破れをチェック。 革部分が破れていたり色褪せが酷いものは避ける。
- シートが正常に動くかチェック。 シートレールにゴミが詰まっていたり動作不良で動きが悪いもの・電動シートを作動した時に異音が出るものは避ける。
まとめ
今回は「セレナの中古車を選ぶ際のチェック方法」についてお話させていただきました。
セレナは特にラジエーターの弱さが弱点としてありますので、その点にご注意いただければと思います。
▷関連記事 セレナの中古車を買う時はラジエーターに注意
今回の記事はいかがでしたでしょうか?
この記事があなたの車選びに少しでもお役に立てばうれしいです。
最後までお読みいただき本当にありがとうございました。
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