こんにちは。福岡県北九州市小倉南区にある、ミニバン・軽自動車・働く車(商用バン)の専門店、Win cube代表の堀尾です!
「程度の良いミニキャブの中古車が欲しいな」と探されている方もいらっしゃると思いますが、「程度が良い」って結局どういうことなのか……。
「程度の良さの定義」とは一体何なのか。
間違った定義で車を選んでしまうことのないよう、今回は「危険な車の選び方」「程度の良いミニキャブとは?」についてお話させていただきます。
もし今、ミニキャブの中古車をお探しなら、当店の豊富な在庫車情報をご覧ください。
危ない車の選び方
「○○だから程度がいい・安心」と安易に考えて購入してしまうのは危険と言えます。
よくある「危ない車の選び方5つ」についてご紹介させていただきます。
修復歴なしは程度がいい
「修復歴がないからこの車の程度はいい」とすぐに判断してしまうのは危険です。
修復歴がない車でも、下回りを打ってしまって真っすぐ走ることのできない足回りの曲がった車もたくさんあります。
さらに塩害によって下回りやボディが腐食している車もあります。冠水車も「修復歴なし」として販売できてしまいます。エンジンから白煙・傷や凹みが多数ある・ミッションが滑り気味……修復歴はなくとも、程度の悪い車は実はたくさんあります。
ネットに掲載されている「修復歴なし」の情報だけで程度の良し悪しを判断するのは非常に危険と言えます。
走行距離が少ない車は程度が良い
「走行距離8万kmと10万kmのミニキャブ」なら当然8万kmの方が程度がいいんじゃないの?と思われる方が多いかと思います。
ですが実際はどちらも大した差はなく、大きく変わるとは言えません。
走行距離よりも日頃のメンテナンスをどれくらい行っていたか、ということのほうが程度の良し悪しに直接的につながります。
購入後オイル交換も定期的に行い調子よく乗っていた走行距離10万kmの車と、ボンネットも開けたことが無く「オイル交換ってなに?」状態の方が乗っていた走行距離8万kmの車……。程度が良いのは10万kmの方だな、となりますよね?
走行距離はあくまでも目安、と考えていただけると良いかと思います。
写真が綺麗だからいい車
ネットに掲載されている車の写真がとても綺麗……というのは程度の良さと関係がありません。
確かに写真映りが良いのはもちろん良い事です。販売店の丁寧さやきちんとした仕事ぶりがうかがえるという部分では大切です。
ですが、写真からでは小さな傷や多少の凹みはわかりません。(大きいものならわかりますが、そのような写真を修繕もせず載せてしまう販売店はどうなんだろうと思います)
当然ですが、機関面の調子や下回りの錆や足回りの曲がりなども写真では判別できません。
室内ですと、多少の汚れなどはわかるかもしれませんがヤニ汚れや臭いなどはわかりませんよね。さらに悲しいことですが、ナビが写真に写っていても装備品にナビのチェックが付いておらず壊れたナビが付いていてあたかも使えるように見せてあるという騙しのケースもあります。
ナビ・オーディオは付いているけれど故障、バックカメラだけ正常に作動する……それを「バックモニター付き」と謳いつつナビ・オーディオのチェックは付いていない、などというケースもあります。
写真だけで判別するのは不可能と言えます。
大手だから程度がいい
「大手の販売店だから、程度の良い車しか販売していないはず!粗悪車や騙しなんて絶対ない!」……という考えも危険と言えます。
もちろん、しっかりした店舗もたくさんあります。ですが、ユーザーを騙すような販売店があることも事実です。
「事故歴あり」の車を「無事故」で販売されていたとしたら……車に詳しくないと見極められませんよね。
走行距離改ざん車だとしても、一般ユーザーに見極めることは難しいです。
「大手だから騙すようなことはしないだろう」という心理を利用した詐欺行為……悲しいことですが「絶対にないです!!」と言えないのが現実です。
保証付きだから安心
「保証付きと書いてあるから安心」
これも安易に判断してしまうのは危険です。大事なのはその「保証内容」です。
「全車保証付きで安心!」と謳っていながら、保証内容をよくよく見てみると「1ヵ月1000kmまで」など条件が厳しかったり、保証対象箇所がかなり限定的だったり……実質機能しない「形だけの保証」ということがあります。
「保証付き!」という文言だけで安心してしまうのは危険と言えます。
程度がいいミニキャブとは?
車の本当の状態を知る手段として「鑑定書」というものがあります。
この鑑定書に記載される内容には全て根拠があり、たとえ他店様の車であっても鑑定書を見ればその車についてお話しすることも可能な程しっかりと記載されています。
ご存じの方もいらっしゃるかと思いますが、「Goo鑑定」というものがあります。これはGooがJAAA(日本自動車鑑定協会)に委託、鑑定士を販売店に派遣し車を鑑定し状態を書面にて保証するというものになります。
この鑑定書から得られる情報はとても大切です。
- 走行距離が実走行で改ざんされていないか
- 修復歴の有無(ありの場合は度合と箇所)
- エンジン等主要機関の状態
- 外装・内装の状態
大きく分けてこの4つの評価が行われ、鑑定書に記載されます。
これらはとても重要な情報です。ユーザーにとっての大事な判断材料と言えます。
鑑定書の付いていない中古車をネットで見ただけでは走行距離が改ざんされていないか・修復歴なしは本当なのかというのはわかりません。
年式が古い車・走行距離が多い車・低価格帯の車程鑑定書の重要度は高いと言えます。
しかし、Gooネットを見てみると掲載台数497,689台に対して鑑定済みの車は195,685台でした。約39%しか鑑定済みの車がありません。
福岡県だけに絞ってみると、掲載台数26,431台に対して車体金額90万円以下(掲載台数10,291台)で鑑定済みの車は2,691台という結果になりました。約10%という少なさです。
約6割は鑑定書が付いてない現状……そんななかでネットだけで中古車の良し悪しを判断するのは非常に難しいと言えます。
まとめ
今回は「程度の良いミニキャブを買うためには」「危ない車の選び方」についてお話させていただきました。
鑑定書という「基準」があれば、お客様も安心して車を選ぶことができると思います。
Win cubeでは鑑定書付きのミニキャブ(その他軽キャブバン)をご用意してお客様をお待ちしております。
今回の記事はいかがでしたでしょうか?
この記事があなたの車選びに少しでもお役に立てばうれしいです。
最後までお読みいただき本当にありがとうございました。
Win cubeでは、ただ安い車を提供するのではなく、お客様が安心して長く乗っていただけるように最適な車選びをサポートしています。
お車のご相談があればお気軽に無料相談をご利用ください。
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