中古車を探す際、真っ先にチェックしておきたい条件はなんだと思いますか?
それは、「ワンオーナー」であることです!
という事で、こんにちは! Wincube(車検のコバック小倉南店@北九州)です!
中古車探しに慣れていないと、聞き慣れない言葉かもしれませんね。
なぜワンオーナーの車であることが大切なのでしょうか?
ワンオーナーって何のこと?
ワンオーナーとは、その車両の所有歴(オーナー)が、過去に1人だけである状態です。
家族で共有していた車であっても、個人の登録であればワンオーナーとして扱われることがほとんどです。
また、法人契約されていた車の場合は、誰がどんな乗り方をしたのかが予測しづらいこともあって、ワンオーナーという表現を避ける傾向にあります。
ワンオーナー車が推奨される理由は、「どんな使い方をされていたのかが、ある程度予測できる」こと、そして「走行距離や修復歴がはっきりしている」こと。
車の過去履歴がある程度把握できれば、弱点なども見つけやすいため、販売後のメンテナンスの精度も上がるといったメリットもあります。
中古車は見た目でなく、3つのポイントを重視して選ぼう
中古車探しに慣れていないと、外観のきれいさで良し悪しを判断しがちです。
中古車販売店に行ってずらりと並んでいる車を見た時、ピカピカだと「いいな」と感じてしまいますよね。
新車なら、見た目のきれいさはもちろん、スタイルの良さで選んでも全く問題ありません。
しかし中古車として販売されている車は、絶対に見た目だけで選んではならないのです。
なぜなら、もしかしたら事故を起こした車かもしれないし、前のオーナーが荒い運転をしていたり、メンテナンスをきちんとしていなかったりして、内部の劣化が進んでいる可能性がゼロではないから。
このブログではしつこいくらい「中古車選びは過去履歴の確認を!」と繰り返しているのは、購入後のトラブルを避けるためです。
ワンオーナーの車なら、履歴の確認がしっかり取れるため、その車両の弱点を見つけやすく、販売前のメンテナンスの精度も上げられるというわけです。
ポイント1・人の手に渡りすぎていないこと
中古車は、たくさんの人の手に渡り、さまざまな使われ方をするほど、過去の履歴がわかりづらくなります。
昔は、「中古車は前のオーナーの走り方のクセがついていている」と言われることがありました。
真偽のほどは定かではありませんが、中古車を購入した際に違和感を感じた人はそれなりにいたようです。
最近の車はデジタルで制御されていることもあってか、こういった意見は減ったようにも感じます。
それでも、あまりたくさんの人の手に渡ってきた車は、
どんな状態の道をどれだけ走ったのか、オイル交換は半年ごとにきちんとされてきたのか、駐車場は車庫か青空駐車だったのかどうか、というような細かな点まで追求することはできません。
その点、ワンオーナーであれば経歴の予測がつきやすいですし、Wincubeの系列店である「フラット7小倉南店」のリースアップ車なら、前オーナーさんのお人柄まできちんとわかっている車ばかりですから、安心度が違います。
ポイント2・走行距離・修復歴の誤魔化しがないこと
ワンオーナー車であっても、走行距離が10万キロを超えている車は、足回りの劣化が進んでいる可能性が高くなっています。
走行距離が10万キロを超えている場合や事故歴がある車両は査定価格が下がるため、走行メーターに手を加えたり、修復歴について虚偽の記載をしたりする不正行為を行う店舗が、残念ながらゼロではないようです。
以前に比べればかなり減ってきたのではないかと思いますが、買い手には予測がつきません。
プロであっても不正行為をすぐに見抜くのは困難と言われるくらいですから、信頼できる店舗や担当者を見つけることでリスクを回避することが大切です。
当店は国指定の車検整備工場でもありますから、車両を入荷した際に、走行メーターや修復歴の誤魔化を見抜いて正しく書き直す場合もあります。
購入希望の車でもし不安なことがあれば、スタッフに率直にお伝えください。きちんと確認して、結果をお伝えします。
ポイント3・購入後のフォローがしっかりしていること
中古車を購入した後に、思いもよらないトラブルに見舞われることもあります。
車検工場併設の販売店としては、トラブルの芽を完全に摘んでからお客さまに車をお渡ししたい気持ちでいっぱいですが、自動車は非常に複雑な構造を持つ機会ですから、数年以上使われた車両の設備の状態を把握するのは本当に難しいもの。
ですから、ある程度のトラブルは「起こり得るもの」であることを前提として考えておかなければなりません。
つまり、保証期間が短い中古車は、それだけ自費修理のリスクが高いということになります。
格安で販売されている中古車で、「保証期間1ヶ月」といった、極端に短い保証しかついていないものを見かけます。これでは、トラブルに気付く前に保証期間が切れそうですよね。
1ヶ月を1日でも過ぎたら全て自費修理になりますから、保証期間が短い場合は、車両の状態を念入りにチェックしなければなりません。
Wincubeでは、もしものことを考えて、保証期間は最低でも3ヶ月以上つけています。
たった1日過ぎただけのトラブル発生の場合は、まずはすぐにご相談ください。
状況を確認し、お客さまの損がなるべく大きくならないように対応させていただきます。
中古車の経歴を正しく伝える店舗で契約を!
販売車両について、良いことも悪いことも包みかくさず話す販売店は信頼できると言えるでしょう。
しかし、担当者が言っていることが本当かどうか見抜くのも、正直に言えば難しいところ……。
ではどこを見れば良いのでしょうか?
オススメのチェックポイントは、やはり保証期間とアフターメンテナンスの充実度です。
お客さまのことを考えて販売体制を整えている企業なら、よほど酷い状態の車両でもなければ、極端に短い保証期間をつけることはないはずです。
そして、販売した後もお客さまと誠実に付き合いたい企業も、やはり保証期間やアフターフォローの内容をきちんと整えているものです。
車探しを始めたら、まずは店舗で「ワンオーナーの車を探しています」と伝え、保証とアフターフォローの内容を確認して、他店舗とも比較検討してみることをオススメします。