こんにちは。福岡県北九州市小倉南区にある、軽自動車・働く車(商用バン)の専門店、Win cube代表の堀尾です!
国産車の品質が向上し、中古車でも程度の良いエブリイがたくさん見られるようになりました。
しかし、それらのエブリイバンが元気に走っているのはひとえにメンテナンスのたまものと言えます。
簡単なメンテナンスをきちんと行うからこそ、大きなトラブルも無く走れる。それは新しい車でも変わりませんが、中古車であればなおさらです。
今回は「中古車のメンテナンス」についてお話させていただきます。
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中古車は買ってからが大事!
中古車販売店の店頭に並ぶ車の程度は、たとえ同じ車種・年式・走行距離・価格だったとしても、一律にこうです!とは言えません。
その車が新車だった時から、あなたと出会うまでの「車歴」は一台一台異なるからです。
新車から粗っぽく乗られた・何人もの手に渡りながらもロクなメンテナンスを受けずに来たような、オーナーに恵まれなかった車もあるでしょう。
一方で、車検のみならず法定点検を真面目に受け記録も残り、日常点検やちょっとした不具合でもすぐに修理を受けるなど、最初のオーナー一人から長く愛された車もあるでしょう。
どんな中古車であれ、日頃の簡単なメンテナンスをしていれば、それまで荒く乗られていた車だったとしても調子よく乗ることができます。不具合も早めに発見でき、コンディションを長く保てます。
長く大切に乗っていただくために、「日常的なメンテナンス方法」を簡単にご紹介いたします。
全部自分でやらなくても大丈夫
「日常的なメンテナンス方法」……運転免許を取るときに自動車学校で習ったような気がする。それぐらいの感覚の方が多いのではないでしょうか。
メンテナンスなんて言われても分からない!ちゃんと走ってるからいいよ!と言いたくなる気持ちはとても分かります。大抵の車はそれで走ってしまいますし、大体合っています。
しかしメンテナンスをさぼっていると、どこかのタイミングで点検してもらう度に「ここがおかしい」「これを直さないと大変なことになります」なんて指摘されてしまい、お金もかかってしまう……。
ですが、軽く知識をつけるだけでも変わってきます!
ここで肝心なのは「軽く知識はつけた方がいいけど、全部自分でやらなくてもいい」ということです。
“自分でできる部分”と“プロに任せる部分”はサクッと分けておきましょう!
プロに任せる部分
まず、プロにメンテナンスを任せた方がいいケースですが、ザックリ言えば以下のことになります。
①何らかの警告灯が点灯したまま
エンジン始動(システム起動)時に一度全部点灯するのが警告灯ですが、走り出してからもずっと消えないのは「燃料が足りないときの警告灯」くらいです。(パーキングブレーキの戻し忘れやシートベルトの付け忘れもありますが、正常に操作をしていれば消えるはずです。)
ですから、警告灯が点灯したままの状態は、どこかの不具合からコンピューターに「ちゃんとプロのメンテナンスを受けた方がいいよ!」と訴えられていると思った方がいいです。
なんとなく走れてしまってはいても、実際にはとても危険な場合もあります。販売店やディーラー・整備工場に電話して引き取りに来てもらうのがベストです!
最悪なのは「一か八か……帰るまでは持ちこたえて!」と賭けに出ることです。大抵そういう時は、一番止まると困るところで車が動かなくなってしまうものです……。
②オイルやブレーキ・タイヤなどの交換しなければならない消耗品
自動車にとって重要なのは「走る」「曲がる」「止まる」こと。
そのためには、エンジンが問題なく動くようにエンジンオイルを定期的に交換し、ハンドルを切って曲がったりブレーキを踏めば止まるようにブレーキパッドやタイヤの交換をすることが重要です。
ここは重要な部分なので、交換作業はプロに任せましょう!
③とにかくなにかがおかしい
警告灯がついているわけでもない・消耗品も交換している……なのに何かがおかしい!普通はありえないことですが、「機械だからそういうことも起こりうる」と思っておいた方が慌てなくて済みます。
「変な音がする」「今までしなかった振動がする」「アクセルを踏んでいるのに加速しない」「エアコンをつけても暖房や冷房にならない」など……素人にはこの手のトラブルシューティングは難しいです。プロに任せましょう。
自分でできる部分
自分でできるメンテナンスですが、これが意外とあります。
①走ることへの影響がすぐに出ない消耗品の交換
先ほどの項目で、プロに任せた方がいいとご紹介したのは「走ることへの重大な影響が出る消耗品」ですが、消耗品はそれ以外にも結構あります。
その中でも代表的なのが「ワイパーゴム」と「ウォッシャー液」です。
どちらも交換品はカー用品店で手に入りますし、「適合表」を見れば何を買えばいいのかもすぐにわかります。(分からなければ店員さんに聞いてみてください!)
ワイパーゴムはついている物を外して同じようにつけるだけ!ウォッシャー液の補充も、タンクのフタを外して注ぐだけです。給油よりも簡単かもしれません……!
同じようにラジエター液の補充も簡単にできますが、よくありがちなトラブルとして「ウォッシャー液」と「ラジエター液」のタンクを間違えて逆に入れてしまうケースがあります。
「あれ?どっちだったっけ?」と疑問に思った時は、絶対に勘でやらずに説明書をみましょう!
②タイヤの空気圧の調整
タイヤの交換そのものはプロに任せるのが無難ですが、空気圧点検と調整はユーザーにも簡単にできます。
セルフスタンドには自分で空気圧をチェックしたり調整できる道具が設置されています。(フルサービスのガソリンスタンドなら、大抵は無料で点検・調整をしてくれますね)
運転席のドアを開けると、ボディ側に空気圧の表があると思います。それを見て空気圧を確認し、範囲内に合わせて調整しましょう。(特に高速道路に乗る前などはしっかり確認しておくと良いと思います)
③タイヤの溝のチェック
これもタイヤのことになりますが、どこまで減ったら交換なのか……その目安は意外と簡単に確認できます。
タイヤの溝の中には「スリップサイン」という突起があります。これが溝の奥にあるなら大丈夫ですが、タイヤがすり減っていくにつれ溝が浅くなりスリップサインがタイヤの表面まで出てきそうになったり、もう出てきてしまっている……。こんな状態だと、そのタイヤはもう交換時期だということになります。
中古車だとタイヤが新品では無い事が多いです。購入段階で残り溝を確認しておくと安心だと思います。
④洗車
「洗車ってメンテナンスなの?」と思われるかもしれませんが、これも塗装を守ったり見栄えを維持するための立派なメンテナンスのひとつです。
走っているうちに微細な鉄粉により塗装にダメージを受けたり、ひどいとボディまで錆てしまったり。そのようなことを防ぐためにも、しっかり洗車したりコーティング剤を塗りこんだりして車の状態を維持しましょう!
また、中古車でも販売店でコーティングサービスを行っている場合もあります。販売店に価格などを確認して、自分でやるか任せるか……どちらがいいか考えるのも大事なことです。
⑤そのほかにも…
ライト類の点検や運転中の異音など、日常的にすこし気を付けてるだけでも変化にすぐ気づくことができると思います。
まとめ
〇中古車は長く乗るためにメンテナンスが大事!
〇わからないことはプロに任せよう!
〇日頃から車の状態に気を配ろう!
せっかく購入した中古車……ぜひ長く乗っていただくためにも、日頃からメンテナンスに気を付けてみてください。
今回の記事はいかがでしたでしょうか?
この記事があなたの車選びに少しでもお役に立てばうれしいです。
最後までお読みいただき本当にありがとうございました。
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