こんにちは。福岡県北九州市小倉南区にある、軽自動車・働く車(商用バン)の専門店、Win cube代表の堀尾です!
今からお話することは「本当にあったローンでの怖い話」です。
当社では車検のコバックに加盟していて、有難い事に多くのお客様に来店いただいております。
その中の一人で車検で来店されたタイミングで
お客様からご相談をうけた内容をお話させていただきます。
新車でミニバンを買ったのはいいけど、ローンの支払いが大変になってきて、車を売って中古車のミニバンに乗り換えたいけど、再びローンは組めるのだろうか?
新車に乗っていたからあんまり安すぎるミニバンには乗りたくないし、できればキレイな中古車がいいけど。と来店されたお客様がご相談に・・・
色々と話しを聞いていきますと一度、ディーラーに相談をされていたそう。
どうやらお見積書をお持ちだったので私が確認すると・・・・・
今お乗りのお車の残債は350万円。ディーラーが下取り150万円。差額がなんと・・・200万円。
その200万円をまた新たに新車で購入するミニバンにのせてローン組むって話じゃないですか(汗)
今乗ってある車の金利もあり、またさらにローンで金利を取られ・・・月々の支払いが大幅に膨れ上がってました・・・。なんと総額680万円ですて・・・。
私はすかさず「まだ契約はされてないですよね??」と
お客様は「実は契約書に印鑑押したんです・・・・。」って (ガーン)
もうどうにもこうにも出来ない状態だったので結局、私はその方を助けてあげることは出来ませんでした。
私が思ったことは「お客様のライフスタイルに真剣に向き合って販売すべきである!」
そのように思ったのでこの記事でいろいろと伝えていきたいと思います。
最近では新車を買ったのはいいが、子供が生まれて、毎月のローンの支払いが大変になってしまって中古車へ買い替えを検討する方もいらっしゃいます。
その時に安易に車を売って中古車のローンはそこまで負担がないからと再びローンを組んでしまうのは危険な場合もあります。
そこで、今回は、新車のローン支払い中に中古車へ買い替えを検討している方に買い替え時の注意点をお伝えしたいと思います。
計画的買い替えをする為に知って欲しい2重ローンの危険性
ローンを半分ほど支払って、車を査定に出してローンの3分の2ほどはそこで支払いができるから、中古車ミニバンをローンを組んで支払いたい。
今まで200万だったものが一気に150万ほど減って50万のローンになれば月々はかなり安くなるし、中古ミニバンのローンが通りさえすれば支払いは楽になるなぁ。
このように安易に考えて相談にいらっしゃるお客様もいます。
ですが、この考えは危険だと私はお伝えしています。
例えば、
新車ホンダステップワゴンを400万のローンを組んで購入して、現在ローン残高が200万残っていたとします。
それをディーラーに150万で引き取ってもらって50万円のローンが残りました。
そして、中古車のセレナに買い替えし、諸費用込みで100万のローンを組んだとします。
ここですぐに気付くと思うのですが、元々新車でのローンは200万で、売却し50万のローンが残っています。
そこに100万の中古ミニバンのローンが入ります。
結果100万プラス50万の150万のローンになります。
新車での支払いと、さらに中古車の支払いと2重ローンになります。
2重ローンは多重債務の第一歩でもあり、結局支払いに終われることになってしまいます。
毎日の生活の中には車のローンだけではなく、カードなどの支払いなどもあるはずです。
そこから、考えると家賃、もしくは住宅ローンに生活費などをもありますから手元にいくら残るでしょうか?
そこをしっかり把握していないと単純に新車のローンの時よりも金額が低くなるから!と安易に考えては、買い替えしても2重ローンで苦しむことになります。
では、どのように考えて新車のローンの支払いが苦しい時に、中古車のローンを組んで計画的に支払いながら買い替えができるのでしょうか?
新車から中古車へローンを組んで買い替えをする場合に考えること
新車がカーローン会社名義の場合は一括返済が必要になってしまうので、まずは名義の確認が必要になってきます。
その場合は、勝手に売却することはできません。これを無断で売却すると横領罪などに問われることもあります。新たなローンを組むのは難しいと判断してください。
経済状況によっては、審査に通らない恐れもあります。車のローンは、手取り月収の30%~40%、無理なく返済するなら20%が目安です。
売却した金額でローンが一括返済できる場合でしたら中古車のローンは通る可能性は高くなるので、新車の査定額とローンの残額をしっかり把握することが大切です。
そして、自分の家族の家計の把握をしっかりすることです。
収支はどれくらいなのか?
男性の場合は特に収支をドンブリで把握している場合もあり、的確に把握することが買い替えでローンが通るかどうかの鍵にもなります。
わかりやすくまとめると
まずはクルマの所有者名義を確認
ローン残債があるクルマを買い替えたい場合、まずは車検証の「所有者の氏名又は名称」を確認。
- 自分名義でも契約書を確認
クルマの名義がお客様自身になっている場合も、「クルマの所有権の留保」がついていないか契約書を確認してみてください。これは車が担保になっていいないかの確認です。 - ローン残債と査定額を比較
売却したい車がいくらで売れるのか?その売却額でローンの残債は賄えるのか?を確認しましょう。これによって、中古車の買い替えができるかどうかが決まります。 - ローンを組んでも支払いは以前より楽になるかのプランニング
ローンの支払いがきつかったのに新たにローンを組んで支払いに追われてしまうのは元も子もありません。なので、しっかりと家計に合わせてプランニングをしましょう
最後に
冒頭でもお話しましたが、
やはり全ては自身のライフスタイルに合わせて車の購入を考えなければならないと言う事です。
今現在の状況、3年後・5年後の状況を予測した上で
私自身もですが、よりよいご提案を今後も磨きをかけ商談していきます。
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。
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