夏は冷凍車の故障に注意!よくある原因と気を付けたい対策

こんにちは、WinCubeです!
毎年夏になると本当に暑い日が続きますね。
人にとっても厳しい暑さですが、実は冷凍車にとっても夏はかなり負担の大きい季節です。
「最近、冷凍車の冷えが悪い気がする」
「設定温度までなかなか下がらない」
「冷凍機は動いているけど、いつもより時間がかかる」
こんな症状を感じたことはありませんか?
冷凍車や冷蔵車は、食品や冷凍品など温度管理が必要な荷物を運ぶために欠かせない車両です。
だからこそ、夏の配送中に突然冷凍機が故障してしまうと大変です。
荷物への影響はもちろん、配送スケジュールが狂ってしまったり、場合によってはその日の仕事そのものに影響してしまうこともあります。
今回は、夏に冷凍車の故障が起こりやすい原因と、暑い時期に気を付けたい対策についてご紹介します。
これから本格的な暑さが続く時期に冷凍車を使用される方は、ぜひ一度チェックしてみてください。
なぜ夏は冷凍車が故障しやすい?

そもそも、なぜ夏になると冷凍車のトラブルが増えやすいのでしょうか。
一番大きな理由は、やはり外気温の高さです。
春や秋であれば外気温が20度前後でも、夏になると30度を超え、猛暑日には35度を超えることもあります。
さらに炎天下に駐車していた冷凍車の場合、荷室の中はかなり高温になっています。
そこから荷室を0度やマイナス温度まで一気に冷やそうとすると、当然ですが冷凍機は長時間働くことになります。
つまり夏場は、
冷凍機にいつも以上の負担がかかっている
ということです。
普段は問題なく使えていた車両でも、部品が少し劣化していたり、冷媒が不足していたりすると、夏の高温によって一気に症状が出ることがあります。
「春までは普通に使えていたから大丈夫」
と思っていても、真夏になった途端に冷えなくなるケースもあります。
夏本番を迎える前に、冷凍機の状態を確認しておくことが大切です。
冷凍車が冷えない?まず気を付けたいコンデンサー

夏場の冷凍車でよくある症状のひとつが、
冷凍機は動いているのに、なかなか冷えない
というものです。
原因はいくつか考えられますが、その中でも確認しておきたいのがコンデンサーです。
コンデンサーは、冷凍機から出た熱を外へ逃がすための重要な部分です。
この部分にホコリや泥、虫などが付着して汚れていると、うまく熱を逃がせなくなります。
夏場は外気温そのものが高いため、熱を外へ逃がす能力が落ちていると冷凍機への負担もさらに大きくなります。
「以前より冷えるまでに時間がかかる」
という場合は、一度コンデンサー周辺の状態を確認してみるのもおすすめです。
ただし、無理な清掃や分解は故障につながる場合もありますので、分からない場合は専門業者に相談しましょう。
冷媒ガス不足やコンプレッサーの不調も原因に

冷凍車が冷えない原因は、コンデンサーだけではありません。
例えば、冷媒ガスの不足や漏れによって冷却能力が低下することもあります。
また、冷凍機の重要な部品であるコンプレッサーやファンモーター、ベルト、ホースなどが劣化している場合もあります。
夏は冷凍機の稼働時間が長くなるため、それまで何とか動いていた部品に負担がかかり、突然トラブルが発生することも考えられます。
特に、
「冷凍機からいつもと違う音がする」
「設定温度まで下がらない」
「温度が下がったり上がったりする」
といった症状がある場合は注意が必要です。
冷えているからとそのまま使い続けるのではなく、早めに点検した方が結果的に大きな修理を防げる場合があります。
夏場は荷室ドアの開けっぱなしにも注意

冷凍車の冷えが悪くなる原因は、機械の故障だけではありません。
普段の使い方も大きく関係します。
特に夏場に注意したいのが、荷室ドアを開けている時間です。
配送先で荷物を探したり、積み下ろしに時間がかかったりして、ドアを長時間開けたままにしていませんか?
真夏の外気が荷室の中へ入ると、せっかく冷やした荷室温度が一気に上がってしまいます。
その温度を再び下げるために冷凍機がフル稼働するため、冷凍機への負担も大きくなります。
特に配送先が多く、何度も荷室ドアを開閉する仕事では要注意です。
必要な荷物をあらかじめ取り出しやすい位置に積んでおくなど、少し工夫するだけでもドアを開けている時間を短くできます。
荷物を詰め込みすぎていませんか?

冷凍車の場合、荷物の積み方も重要です。
少しでも多く積みたいからといって、荷室いっぱいに隙間なく荷物を積んでしまうと、冷気がうまく循環しなくなることがあります。
特に冷気の吹き出し口付近を荷物でふさいでしまうと、荷室全体が均一に冷えにくくなります。
冷凍車は、冷たい空気を荷室の中で循環させることで温度を保っています。
そのため、
「奥は冷えているのにドア側は温度が高い」
といった温度ムラが起こる場合は、荷物の積み方も確認してみてください。
吹き出し口をふさがない、冷気が流れるスペースを確保するなど、ちょっとした工夫が大切です。
真夏こそ出発前の「予冷」を忘れずに

冷凍車を夏に使用するときに、ぜひ意識していただきたいのが予冷です。
炎天下に駐車していた冷凍車の荷室は、かなり温度が上がっていることがあります。
その高温の荷室に冷凍品や冷蔵品を積み込み、出発と同時に冷凍機を動かしても、設定温度まで下がるにはどうしても時間がかかります。
そこで、荷物を積む前にあらかじめ荷室を冷やしておくことで、冷凍機への急激な負担を抑えることにつながります。
もちろん、必要な予冷時間や使い方は車両や冷凍機によって異なります。
使用している冷凍機の取扱方法を確認したうえで、余裕を持って準備しておきましょう。
「いつもと違う」を見逃さないことが大切
冷凍車の故障を完全に防ぐことは難しいですが、大きなトラブルになる前に気付けるケースはあります。
例えば、
・以前より設定温度まで下がる時間が長い
・冷凍機から変な音がする
・荷室温度が安定しない
・エラー表示が出る
・冷凍機が途中で止まる
・水や油のようなものが漏れている
このような症状があれば要注意です。
冷凍車の場合、
「走れるから大丈夫」ではありません。
トラックとして問題なく走行できても、冷凍機が正常に作動しなければ仕事で使用できない場合があります。
特に食品配送などでは荷物の温度管理が重要ですので、毎日の出発前に冷凍機の作動や荷室温度をチェックしておくことをおすすめします。
普段から確認していると、
「今日はいつもより冷えるのが遅いな」
という小さな変化にも気付きやすくなります。
中古冷凍車を購入するときも要チェック

これから中古冷凍車を購入しようと考えている方も、冷凍機の状態はしっかり確認したいところです。
中古冷凍車の場合、
「冷凍機が付いている=希望する温度まで冷える」
とは限りません。
冷蔵品を運びたいのか、冷凍食品を運びたいのか、さらに低い温度が必要なのかによって、必要となる冷凍機の能力は変わります。
そのため中古冷凍車を選ぶときは、
・冷凍機が正常に作動するか
・設定温度まで下がるか
・異音がないか
・エラー表示が出ていないか
・自分の仕事に必要な温度帯に対応しているか
などを確認しておきたいですね。
購入してから、
「思っていた温度まで冷えなかった」
ということにならないように、どんな荷物を運ぶのか、何度くらいで使用したいのかを販売店に相談することも大切です。
まとめ|夏本番の前に冷凍車のチェックを!
夏は冷凍車にとって一年の中でも特に負担が大きい季節です。
外気温が高くなることで冷凍機の稼働時間が長くなり、それまで目立たなかった部品の劣化や不具合が表面に出る場合があります。
特に、
「冷えが悪くなった」
「設定温度まで下がるのが遅くなった」
「いつもと違う音がする」
と感じた場合は、そのまま放置しないことが大切です。
コンデンサーの汚れやドアパッキン、荷物の積み方、ドアの開閉時間など、日頃から気を付けられるポイントもあります。
配送中に突然冷凍機が止まってしまってからでは遅い場合もあります。
本格的な猛暑が続く時期だからこそ、いつも以上に冷凍車の状態をチェックしてみてください。
そして、これから中古冷凍車への買い替えや増車を検討されている方は、車両だけでなく冷凍機の状態や用途に合った温度帯かどうかも確認して選びましょう。
WinCubeでは、冷凍車をはじめ、さまざまな商用車を取り扱っています。
「冷凍車を探しているけど、どれを選べばいいか分からない」
「この車両で自分が運びたい荷物に対応できる?」
「今使っている冷凍車から買い替えたい」
など、気になることがございましたらお気軽にご相談ください!
お仕事の内容や用途をお聞きしながら、ピッタリの一台探しをお手伝いします!







